2015/07/10 【東京・中央区で世界初の路上ラグビー大会開催】フィールドターフの人工芝グラウンドが 日本橋・八重洲さくら通りに出現!
7月5日(日)朝9時、東京・日本橋の路上の一角に突如、フィールドターフのラグビー場が登場し、多くの人がタッチラグビーを楽しむイベントが開催されました。
このイベントは中央区ラグビー協会が主催した、世界初となる路上でのラグビー大会「Street Rugby at 日本橋」です。今年9月にはイングランドで、そして2019年には日本で開催を迎えるラグビーW杯を盛り上げ、地元中央区をはじめ多くの人々にラグビーに親しんでもらいたいという同協会の熱意に多くの賛同が集まり、参加チームは85チームにも上りました。当日は小雨の中で始まったにもかかわらず大勢のギャラリーが集まり、日本ラグビー界を代表する指導者や日本代表選手も応援にかけつけ、同イベントを大いに盛り上げました。
JR東京駅八重洲口にほど近い、道路幅8mの日本橋・八重洲さくら通りは、春にはその名のとおり約150本のソメイヨシノが咲き誇る桜の名所となっています。当日は約200mにわたって道路を車両通行止めにし、早朝から1日限りの人工芝ラグビー場の施工作業が開始されました。天気は雨、道路上という特殊な条件の下、そして時間が限られる中で、経験豊かなフィールドターフ施工チームの手により入念かつ迅速に敷設作業が進められ、幅8m×長さ20mのフィールドターフピッチが2つ、わずか3時間で完成しました。
参加チームは子供から大人まで、初心者から経験者まで、そして海外チームなど、様々な層にわたりました。どの競技者も安全にタッチラグビーをプレーできる人工芝ピッチを提供することが必須でした。通常のフィールドターフのラグビーピッチと同様、外観も手触りも天然芝に限りなく近いしなやかで美しいファイバー、そして砂とゴムチップを惜しみなく充填し、適切なクッション性を備えた高性能なラグビーピッチを、都心の車道上に誕生させました。(大会終了後、フィールドは施工スタッフにより速やかに撤収され、午後6時には車両通行止めが解除されました。)
開会からしばらく雨は降り続けていましたが、排水性に優れたフィールドターフの上では遅延や問題もなく試合が行われました。軽快に、情熱的にタッチラグビーを楽しむ人たちの姿は、通行する多くの人々の足を止め、感動を与えていました。「Street Rugby at 日本橋」は多くのメディアにも取り上げられ、その影響や効果は今後も確実に広がり続けていくことでしょう。早くも第2回の開催や地方開催が期待されているとのことです。