FieldTurf

2017/08/17 英国ラフバラー大学の研究で、冷凍粉砕ゴムチップの優れた品質が立証
される

170817FTnews

英国ラフバラー大学のスポーツテクノロジー研究室が最近、常温粉砕ゴムチップ、冷凍粉砕ゴムチップの充填材サンプル5種に対する圧縮・圧密試験を実施し、フィールドターフが長年主張してきた、冷凍粉砕ゴムチップの優れた品質を裏付ける結果となりました。

同研究では2,500往復の負荷試験を実施し、測定の結果、冷凍粉砕ゴムチップはより弾性回復が早く、永久変形が少なかったこと、また冷凍粉砕ゴムチップサンプルの圧縮率がより小さかったことが示されました。このことは、冷凍粉砕ゴムチップがより高い品質を備え、弾性に優れ、より圧縮可能性が小さいことを示しているといえます。

第三世代人工芝システムが発明されて以来、人工芝業界では冷凍粉砕ゴムチップと常温粉砕ゴムチップの2種類が使用されてきました。

冷凍粉砕ゴムチップは、利用可能なゴムチップの中でグレードが高くクリーンな材料で、フィールドターフの高品質システムの充填材として使用されています。表面の滑らかな極小粒ゴムチップは、リサイクルされたタイヤ片を超低温冷凍した後で粉砕することにより作られます。この滑らかな形状によって、ゴムチップとゴムチップの間の水の流れが一定に保たれるため、ゴムチップが浮いたり、外に流されたりすることなく、砂とゴムチップの充填構造が安定します。その結果、安全性と一貫したプレー性能を実現します。

常温粉砕ゴムチップは、ゴム粉砕ミルを使用して常温にて加工され、冷凍粉砕ゴムチップに比べるとその断面はややギザギザとしており、空気を内包しやすいため、充填材の安定性は冷凍粉砕ゴムチップに軍配が上がります。しかし、人工芝業界で長年使用されてきた、費用対効果に優れたソリューションです。

カテゴリー:ニュース

2017/07/26 人工芝製品の選択をシンプルにする基準「ファイバー性能指数(FPI)」

170725FTnews

ここ20年のうちに、数多くの大学、高校、自治体が、天然芝サーフェイスからフィールドターフの人工芝への転換を選択してきました。今日、人工芝プロジェクトにおいて、新たな基準としてファイバー性能指数(FPI)の最低値(スコア)が要件として指定されるケースが増えています。

FPIは、フィールドの設計者、オーナー、および施設運営者のニーズを受け、2015年に国際的なスポーツサーフェイス認証組織であるラボスポーツ社(Labosport)によって策定されました。FPIスコアが高いほど、ファイバーが高い性能を備えていることを示します。

独立した評価指標であるFPIは、人工芝を選ぶ上で、シンプルで最も望ましい指標の一つとして、市場における認知度が高まっています。FPIをサーフェイスの要件仕様として定めている施設も多く、米国のユタ大学、レジャイナ大学、南ミシシッピ大学がその例です。

ラボスポーツ・インターナショナルのセールスマーケティンググループ長、シャヴィエル・ニコラウ氏は、このように述べています。
「2015年にこのFPIプログラムを立ち上げた時、私たちはこのプログラムが業界に正しく理解されるには一定の時間がかかるだろうということは承知していました。2017年現在、FPIプログラムに数多くの主要な人工芝メーカーが参加し、40製品以上が認証を受けていることを、私たちは誇りに思っています。このプログラムが、メーカーだけではなく、フィールドのオーナーの方々にも支持されていることを非常に嬉しく思います。FPIプログラムは今後改良が加えられ、近い将来にランドスケープ市場にも適用が拡張される予定です。」

FPIはどのように作用するのか?

ファイバーの品質を測定する、最初の基準として考案されたFPIは、人工芝ファイバーのスコア評価によって、フィールドへ導入する人工芝ファイバーの品質を検討し、人工芝製品への理解を深めたいと考えるあらゆる立場の人々 ―施設運営者、コーチ、プレーヤー、施設を利用する子供たちの保護者やチームのファンなど― の手助けをします。

FPIは、3つの重要な要素に焦点を当てます。それは、耐久性、復元性、そして柔軟性です。この3つの要素は、次の4項目の試験によって測定されます:
続きを読む »

カテゴリー:ニュース

2017/07/05 厚生労働省機関 国立医薬品食品衛生研究所が 人工芝フィールドに
使用されるゴムチップの安全性に関する研究結果を発表

6月30日、厚生労働省の研究機関である国立医薬品食品衛生研究所(NIHS)生活衛生化学部より、
人工芝グラウンド用ゴムチップの成分分析及びその発がん性等に関する研究」についてのプレスリリースが発表されました。

それによると、同研究所は、日本国内で流通している人工芝グラウンド用ゴムチップの発がん性リスク等の健康影響評価に資する情報を収集するため、人工芝用ゴムチップ 46 製品の化学分析を実施したということです。

化学分析では、日本国内に敷設される人工芝グラウンドに使われるゴムチップを対象に、金属類、多環芳香族炭化水素類及びその類縁化合物(PAHs 等)、ゴム製品の製造時に使われる加硫促進剤や老化防止剤などのゴム添加剤並びにそれらに由来する化合物(ゴム添加剤等)、及び揮発性有機化合物(VOCs)の含有量が測定されたということです。

その結果、血液系のがんを誘発するとされているベンゼンの検出量は定量下限値未満であったと報告されています。今回の金属やその他の化学物質の検出濃度の報告結果をもとに、同研究所は今後、溶出や曝露評価を含めた健康リスクの評価・検証を引き続き実施するものと思われます。

また化学分析と合わせて、特定の化学物質についての国際的評価機関、海外の公的機関の評価状況の調査も実施し、「現時点においては、海外のゴムチップに対する評価は概ね健康リスクが無視できるとしているほか、本研究で調べた範囲では、諸外国及び本邦においてこれまで、人工芝グラウンド上で競技する人や作業する人にゴムチップに起因する健康被害が生じたという学術報告は確認されていない」と報告しています。

この報告にあるとおり、近年、一部メディア報道で懸念が喚起された「人工芝フィールドに使用されるゴムチップ充填材の健康リスク、および発がん性との関連」については、これまで世界の複数の政府機関、民間検査機関により、数多くの研究・調査が実施されており、いずれの評価・検証によっても、現時点ではゴムチップと発がん性の因果関係を科学的に裏付ける証拠は示されていません。
続きを読む »

カテゴリー:ニュース

October, 2017
Mon Tue Wed Thu Fri Sat Sun
« September    
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

Archives