2019/06/13 MLB史上初となるヨーロッパでの公式戦、ロンドンで6月開催へ!ヤンキース VS レッドソックス 伝統の一戦の舞台はフィールドターフ!
米国メジャーリーグベースボール(MLB)のアメリカンリーグに所属するニューヨーク・ヤンキースとボストン・レッドソックスは、ともにリーグ創設時から存在するMLB屈指の名門球団です。これまでに両チームが対戦した試合数は2,200を超え、長い歴史の中で繰り広げられてきたその伝統的なライバル対決は、多くの人々の記憶に刻まれてきました。そして今年6月に迎える「伝統の一戦」には、両チームにとって全く初めての、新たな対戦の舞台が用意されています。両チームは、6月29日、30日に史上初めてヨーロッパで開催されるMLBレギュラーシーズンの公式戦で対戦します。そしてその舞台となるのは、イギリスのロンドン・スタジアムにこの試合のために臨時に敷設される、フィールドターフのサーフェイスです。
試合会場となるロンドン・スタジアムは、2012年ロンドン五輪のメイン競技場、また2017年世界陸上競技選手権大会でも使用されたスタジアムです。現在はサッカー・プレミアリーグに所属するウェストハム・ユナイテッドFCの本拠地として使用されています。同スタジアムにはハイブリッド芝(ターケットスポーツ社のグラスマスター)サーフェイスが導入されていますが、MLBヤンキース対レッドソックス戦を開催するにあたり、既存のハイブリッド芝サーフェイスの上にフィールドターフを敷設した、野球専用の特設人工芝フィールドの整備が進められる予定です。
試合後、人工芝は撤去される予定ですが、2020年に再びロンドンでMLB公式戦が開催されることが決定しており、その際に今回使用されたフィールドターフの人工芝が再敷設される予定です。
フィールドターフは、MLBからNCAA(全米大学体育協会)や高校野球まで、米国野球界で多くの敷設実績があります。多くのチームの選手やスタッフが、ホームグラウンドや練習場にフィールドターフを敷設することのアドバンテージを実感し、フィールドターフの確かな性能と品質に厚い信頼を寄せています。
メジャーリーグベースボール ― トレーニング施設
- トロント・ブルージェイズ
- デトロイト・タイガース
- ニューヨーク・メッツ
マイナーリーグベースボール ― スタジアム
- ブルックリン・サイクロンズ
- チリコシー・ペインツ
- ジョリエット・スラマーズ
全米大学体育協会(NCAA)野球チーム – スタジアム
- オレゴン州立大学 – 前回全米大学選手権優勝
- ワシントン大学 – カレッジ・ワールドシリーズ2018出場
- テキサス工科大学 – カレッジ・ワールドシリーズ2018出場
- テキサス大学 – カレッジ・ワールドシリーズ2018出場
- テネシー大学
- その他、多数のNCAAディビジョンI、II、III所属大学のスタジアムに導入