2019/02/07 フィールドターフ敷設のメルセデス・ベンツ・スタジアムで開催された第53回スーパーボウルで、ニューイングランド・ペイトリオッツが優勝!
米国現地時間2月3日(日本時間2月4日)、ジョージア州アトランタのメルセデス・ベンツ・スタジアムでNFL(ナショナルフットボールリーグ)の頂上決戦、第53回スーパーボウルが開催されました。AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)チャンピオンのニューイングランド・ペイトリオッツと、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)チャンピオンのロサンゼルス・ラムズが対決し、ペイトリオッツが2年ぶり6度目の優勝を果たしました。
同大会の舞台となったメルセデス・ベンツ・スタジアムは2017年に新設され、約9,940㎡に及ぶプレーサーフェイスには、トップアスリートの最大限のパフォーマンスを引き出す優れたプレー性能と安全性を備えたフィールドターフが敷設されています。フィールドのカラーは全てグリーンで、アメリカンフットボールとサッカーのプロチーム(NFLアトランタ・ファルコンズとMLSアトランタ・ユナイテッドFC)が共有しているため、ラインとロゴは都度ペイントされています。
開場以来、同スタジアムでは、シーズン中の両チームのホームゲームの他、全米のトップレベルのチームとプレーヤーが集う主要な大会の開催会場として何度も選ばれています。特に昨年2018年は、カレッジフットボール全米王座決定戦(1月8日)を皮切りに、メジャーリーグサッカー(MLS)オールスターゲーム(8 月1日)、MLSカップ(12月8日)、カレッジフットボール・プレーオフ指定ボウル・ゲームの一つ、ピーチボウル(12月29日)など、いずれも大きな注目を集める重要な試合が同スタジアムのフィールドターフ上で行われました。
なお本大会で11度目のスーパーボウル出場、そして史上最多に並ぶ6度目の優勝を果たしたニューイングランド・ペイトリオッツは、ホームグラウンドのジレット・スタジアムや屋内練習場にフィールドターフを採用しています。
NFLで高い人気を誇るフィールドターフのサーフェイス
2015年、米国SI.com(スポーツニュースのポータルサイト)によるランキング「NFLベスト&ワースト・フィールド・ランキング」にて、フィールドターフがNFLにおいて高く評価されていることが示されました。同ランキングでは、フィールドターフをホームスタジアムに採用しているNFLチームのスタジアムが、長い製品寿命、高い安全性、優れた性能を提供していることが評価されました。以下は2019年2月現在、フィールドターフをスタジアム、練習施設に採用しているNFLチームです。
•アトランタ・ファルコンズ: メルセデス・ベンツ・スタジアム – 練習施設
•デトロイト・ライオンズ: フォード・フィールド – 練習施設
•ニューイングランド・ペイトリオッツ: ジレット・スタジアム – 屋内練習施設
•シアトル・シーホークス: センチュリーリンク・フィールド – 練習施設
•グリーン・ベイ・パッカーズ – 練習施設
•ニューヨーク・ジャイアンツ – 練習施設
•オークランド・レイダース – 練習施設
•フィラデルフィア・イーグルス – 練習施設
•タンパベイ・バッカニアーズ – 練習施設
•ワシントン・レッドスキンズ –練習施設
カテゴリー:アメリカンフットボール | ニュース