2014/03/20 東京ドームが選んだサーフェイスは三度フィールドターフ
2014年3月18日、東京ドームの人工芝全面張り替え工事が終了しました。
2002年、日本のプロ野球場で初めてのロングパイル人工芝としてフィールドターフが採用されて以来、2007年に続き今回が3度目の敷設です。
東京ドームは、アメリカン・フットボールや社会人野球の都市対抗野球大会など、プロ野球以外のスポーツにも使用され、さらにコンサートや展示会と言った商業目的での利用も多く、日本有数の稼働率を誇るスタジアムです。
こういった高い使用頻度にも耐え、天然芝さながらのクッション性と衝撃吸収性を有する人工芝として、フィールドターフが3度採用されました。
今回採用されたフィールドターフHDは、特許取得済みの充填材3層構造により、天然芝に近いクッション性を再現するとともに、パイル(芝葉)の厚みを30%アップしたことで、プレイヤーに対する安全性を一層高め、充填材の飛散を抑えるとともに、優れた耐久性と復元力も備えています。
このように、それぞれが様々な特長を備えるフィールドターフの製品群は、MLBのタンパ・ベイ・レイズの本拠地、トロピカーナ・フィールドや、トロント・ブルージェイズの本拠地、ロジャーズ・センターに敷設された事もあり、NFLのインディアナポリス・コルツの本拠地、ルーカスオイル・スタジアムやニューヨーク・ジャイアンツの本拠地で第48回スーパーボウルの開催地となったメットライフ・スタジアム、そしてウィスコンシン大学のキャンプランダル・スタジアムなど、実に多くの施設に敷設されており、さらにはFCバルセロナのオフィシャル・サプライヤーとしての実績を有するなど、プロアマ問わず、またスポーツの垣根を越えて厚い信頼を得ています。
2014年のペナントレースも開幕し、東京ドームでは熱戦が繰り広げられています。
フィールドターフの上でプレーするあらゆるスポーツのアスリートたちがその実力を余すところなく発揮し、私たち観る者の心を熱くするプレーを繰り広げてくれることでしょう
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