- 麻生グラウンドは、フィールドターフを国内で初めて導入していただいたグラウンドですが、
どのようにグラウンドをお使いですか。
- 竹中:
- 2000年6月、麻生グラウンドにフィールドターフを敷設した当時、固くて痛いカーペット型の人工芝が主流でした。初めてフィールドターフの上を裸足で歩いた時の感動は今でも記憶に残っています。まるで天然芝のようにしなやかで、その卓越した品質は一目瞭然でした。現在、このフィールドターフグラウンドでは子供たち向けの
サッカースクールを開いています。近くの幼稚園の運動会にも貸しています。フィールドターフは転んでも
痛くないので子供たちにも安心です。当初、幼稚園の先生から「このグラウンドの天然芝はすごくいいですね」と言われました。天然芝と勘違いする方もいるようです。また、2002年の時には川崎フロンターレの
「ファン感謝デー」のステージを設営しましたが、全然問題もなく、次の日にはスクールで使用可能でした。
フィールドターフは天然芝と違い、維持管理がほとんど不要ですし、グラウンドの使用に制限がないのでとても
重宝しています。
- 今年4月に開設した「フロンタウンさぎぬま」にもフィールドターフを導入していただきました。
フィールドターフを選択された理由は何ですか。
- 竹中:
- 「フロンタウンさぎぬま」のフットサルコート6面全てをフィールドターフにしました。ここ「フロンタウンさぎぬま」は
フットサルに限らず、幅広い年齢層のお客様が気持ちよく体を動かすことができる「場」として提供しています。
関東最大級のフットサル施設ですが、「量」ではなく「質」を追求した結果として、フィールドターフの導入に至りました。多様化するお客様のニーズやライフスタイルに合ったサービス提供を目指し、「お客様に満足いただける
空間作り」を実現する上で、フィールドターフは最高の選択だったと思います。
- 御社は青少年の育成に力を注がれていると聞きました。具体的にどのような活動をされていますか。
- 竹中:
- 1997年に「川崎フロンターレサッカースクール」を開校以来、子供たちにサッカーを指導しています。
開校当時は132名だった生徒数も現在では1,000名以上にまでなりました。
また、「セカンドティーチャーの派遣」と称して、川崎市教育委員会のご協力の下、市内の小中学校へ
川崎フロンターレのサッカー普及コーチを派遣し、体育の授業の一部を担当させていただいています。
- 青少年を対象にしたスポーツ普及活動の中で目指していることは何ですか。
- 竹中:
- 近年、子供の体力低下やいじめの問題が増加しています。テレビゲームの普及や地域コミュニティの消失など様々な原因があると思いますが、川崎フロンターレは子供たちがサッカーを通じて、思いやりと助け合いの精神を学び、人の痛みがわかる人間になってほしいと考えています。サッカーはこの事を楽しみながら教えてくれます。詳しくは川崎フロンターレのホームページで紹介してい
ますので、よろしければご覧下さい。
- 日本におけるスポーツ文化の復興に努めていらっしゃいますが、
スポーツ環境の向上に大切なのは何だとお考えですか。
- 竹中:
- 健康維持・管理のためにスポーツをしている方は多くいますが、残念ながら日本は欧米に比べ、 まだまだ
スポーツ後進国であると思います。スポーツ観戦に関しても多くの方々は消極的で、試合の中身とかプロセスには関心を持たず、結果をチェックするのみで満足する人が多いのが現状ではないでしょうか。一方、アメリカでは家族、親戚、友人たちが集まり、大勢でテレビを囲んでNFL全米32チームの中のナンバー1を決める
“スーパーボウルサンデ―”の決勝の熱戦に息をのみます。スポーツが生み出す感動と興奮の時間を共有し、
交流を深めるのですね。欧米ではスポーツ観戦が大きな社会的役割を果たします。スポーツとは結果が全てではなくプロセスが面白いので、より多くの方々がプロセスを楽しむ姿勢を持つことが日本のスポーツ環境の向上につながると信じています。
- 本日はありがとうございました。今後のご活躍を願っています。
(文中敬称略)