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2014/09/17 ペンシルベニア州立大学がラグビーシューズのトラクションテスト結果を発表―フィールドターフと天然芝上でのトラクションに類似性

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最近発表されたある報告書で、天然芝のケンタッキーブルーグラスとフィールドターフの上で実施されたトラクションテストの結果が類似していることが示されました。テストではラグビー競技者から人気の高い6種類のシューズを使ってトラクションの試験が行われました。

ペンシルベニア州ユニバーシティパーク(2014年8月4日)– ペンシルベニア州立大学のスポーツサーフェイスリサーチセンターの最近の研究論文「ラグビー用フットウェアのトラクション比較」から、フィールドターフ・レボリューションとケンタッキーブルーグラス(天然芝)のそれぞれのサーフェイス上でラグビー用フットウェア(ラグビーシューズ)を試験ツールに装着し回転した時のトラクションが類似していることを示す多くのデータが提供されました。このテストはケンタッキーブルーグラス(天然芝)とフィールドターフ・レボリューション(人工芝)の各サーフェイス上で、ラグビーに使用される6種類の異なるシューズを組み合わせて行われました。

テスト結果は、テストで使用されたラグビーシューズにかかる回転時のトラクションレベルは、フィールドターフ・レボリューションとケンタッキーブルーグラスのサーフェイス上で類似していることを示しました。フィールドターフ・レボリューション上でのシューズの回転時トラクション値の範囲は62.4から75.9Nm(ニュートン・メートル)でした。ケンタッキーブルーグラス上では、トラクション値の範囲は63.5 から 76.5 Nmでした。これらのトラクション値は、ペンシルベニア州立大学のスポーツサーフェイスリサーチセンターで最近行われた、30種類のシューズを使用したトラクションテストでの値と比較することができます。

もっとも人気の高いラグビーシューズが、フィールドターフと天然芝の上ではどのような動作をしたのかを詳述したレポートの全容は、ペンシルベニア州立大学スポーツサーフェイスリサーチセンターのトラクションデータベースのウエブページよりダウンロードできます。

回転時のトラクションレベルの測定にはPenfootという試験ツールが使用されました。トラクションは、フォアフットスタンス(足の裏前部を地面に付け、踵は上げた状態)に固定したブーツを回転させて測定されました。その際フォアフット(足の前部)に加えられた重量は、米国材料試験協会(ASTM)がフットボールとサッカーを含むほとんどのスポーツに要求する値(ASTM F233-04)でした。Penfootの使用によりASTMのトラクション測定方法を擬えたテストが実施されました。

ペンシルベニア州立大学の土壌学教授アンドリュー・S・マクニット氏は「我々は、人工芝サーフェイスと天然芝サーフェイス上で使用する適切なフットウェアについて理解するためにあらゆる努力を尽くし、多くの研究論文やレポートをまとめました。」と話しました。また、テストについては「現実的な回転時トラクションデータを得るためには、テスト用シューズをサーフェイスの上に必ずフォアフットスタンスで置くことが非常に重要です。」と話しました。

競技者たちが素早い方向転換を行う時、競技者の下肢にフォースが移動します。競技者のシューズと、プレーを行っているサーフェイス間に発生する運動は、怪我のリスクの一因となることがこれまでに示されています。回転時トラクションのテストにより、競技者がどれぐらいのフォースを下肢に受けているかを測ることができます。

■ペンシルベニア州立大学スポーツサーフェイスリサーチセンターについて

ペンシルベニア州立大学のスポーツサーフェイスリサーチセンターは、同大学の農業部植物科学科内で運営されている大学間プログラムです。同センターは、あらゆるスポーツサーフェイスの品質向上の研究のために設立された施設です。科学的な探究を連携して行うことにより、同センターはあらゆるスポーツ用のサーフェイスの安全性と性能の向上を目指しています。

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